2020年が明けたとき、既に日本の外で新コロナウィルスの蔓延が始まっていたとは、誰が想像したでしょうか。
今年の6月20日(土)の同窓会の集まりを確認しつつ、年賀の挨拶の交歓をしたものでした。 担当幹事の素早い対応により、早々と総会の中止が決まりました。
その後の世の中の経過はご承知の通りです。今、一段落というところでしょうか。
問題は、このコロナ第一波の後、世の中は元に戻るのか、あるいは何か大きな変化があるのか、です。 最近の『日本経済新聞』の第一面記事で、センセイショナルな見出しが目に飛び込みました。
1つは、6月8日の「雇用制度在宅前提に」で、もう1つは6月14日の「金利は死んだ」です。
1つ目の、「雇用制度在宅前提に」というのは、日本の労働・人事システムを根底から覆す大きな変化です。 日本の誇れる組織力はどのように保たれるのでしょうか。 2つ目の「金利の死」は、経済構造を根底から考えなおさなければなりません。
すでに実態は動いているのでしょう。
この後も、新しい問題が嫌応なく出てくることでしょう。
要するにコロナウィルスは、私たちの生活の営みを大きく変えることになるようです。 このような、平和時では未曾有の危機にあたり、心強いのは仲間の結びつきです。
お互いに情報を交換し、力を合わせることができるゼミ同窓会は、何と頼りになる止まり木でしょう。
総会議案もオンラインで承諾されました。
皆さまのご健勝を祈ります。
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