佐野ゼミ真鶴紀行
11月6日の昼下がり、佐野先生を始め12名を乗せたマイクロバスは外国人で賑わいを見せる浅草を後に一路真鶴岬に向けて出発。高速道路の渋滞も全くなく2時間余りでホテルに到着しました。
真鶴半島のほぼ真ん中に位置するホテルは相模湾を見下ろす高台にあり、時間を持て余したある部屋では夕空を埋め尽くすように飛ぶ鳶の大群を肴に早速酒盛りが始まりました。
夕食は地元で捕れる新鮮な魚介類を生かした豪華な懐石料理に舌鼓。
出席者一人ひとりの現況報告に質問や茶々を入れながらいつも通り和気あいあいの会食風景となりました。
続いて行われた恒例の部屋飲み2次会でも佐野先生を囲み、50数年前にタイムスリップしたかのように政治、経済談義や冗談が飛び交う中、あっという間に時は過ぎ早めの解散となりました。(出席者の高齢化?)
翌朝遅めの出発で向かったのが「オレンジフローラル」。
ここは慶應OGの佐宗喜久子さんがご夫婦で運営している農園で、無農薬のレモン、オレンジ等を栽培、販売している農園です。佐宗さんには前日の夕食会にも飛び入りご参加いただき、また翌日の農園見学でも心の籠った「おもてなし」を受けました。駐車場からガーデンテラスに続く歩道には色とりどりのお花がお出迎え、特に大きな紫色の「コートダジュール(秋牡丹)」がひと際目立っていました。またテーブル横には黄色の花を満載した「アンデスの乙女」が。農園は急な斜面が多く危険な為、今回参加の高齢者に配慮し予定していた散策は取り止め、海を臨むテラスで美味しいレモン茶とケーキを頂きながら農園開設から維持に至る苦労話をお聞きすることが出来ました。 佐宗さん大変お世話になりました!
穏やかな秋日和の中農園を後にし、相模湾と駿河湾を左右に臨む真鶴半島の先端まで足を延ばし散策、左に三浦半島、右に大島、初島、熱海を望む広大な景色をしばし楽しみました。
昼食は真鶴漁港前にある洋食レストラン。
ここでもワインに魚料理も加えた目新しいフレンチ料理を賞味することが出来ました。
今回も佐野先生を囲み、自然と美味しい食事、お酒を満喫、体重を増やした?実に楽しい二日間でした。
途中、干物等のお土産店舗に立ち寄り夕刻前には浅草に帰着、各自次回の旅行を心待ちに三々五々帰路に着きました。
<因みに年1回の佐野ゼミ旅行会は今回で27回目となります>
(記:2期 砂川)
