第17回 佐野陽子ゼミナール同窓会総会・懇親会 運営委員日記
総会運営委員(総会幹事) 2期:砂川 信行
7期:星野 志郎・橋本 光晴
12期:宮坂 敦子・大島 清和
22期:鈴木 昌子・永田 順子
2025年佐野陽子ゼミナール同窓会総会・懇親会が、6月7日(土)に「とんかつ まい泉 青山本店」にて開催されました。うれしいことに、突然のご参加(いわゆるドタ参)もあり、昨年を上回る75名のご出席をいただきました。
昨年の総会で総会運営委員の当番をバトンタッチされてから、我々委員は今年度の総会の準備に着手しました。当番年だけでなく、企画委員会との交流も兼ねての意見交換を行い、幹事会を定期的に開催しました。コロナ禍以降、順調に同窓会が開催されていることから、場所を定例の「とんかつ まい泉 青山本店」に決め、最終打ち合わせは会場の下見も兼ねて現地で実施しました。
(会場決定にあたっては、10期の岡本猛さんにお世話になりました。この場をお借りして改めてお礼申し上げます。)
インバウンドの影響もあり、「とんかつ まい泉 青山本店」は、今や常に行列のできる大人気店です。長い列をなして並んでいるお客さんの横をすり抜けて、「佐野ゼミです」と言って奥の会場に入って行けることに、ささやかな喜びを感じてしまうのは、私だけではないでしょう。
13:50定刻に今年の同窓会がスタートしました。
総会に先立ち、今年の4月に残念ながらご逝去された2期岡村茂典さんに対して黙祷が捧げられましたが、ここでは岡村さんの高校同級生である1期津田卓さんから特別に故人についての追悼挨拶がありました。
次に総会議案として、4期の堀郁夫さんによる同窓会決算と予算に関する会計報告があり、滞りなく議案どおり承認されました。
続いての基調講演は、22期の小松友子さんによる「自分に優しいは地球に優しい~今日から始めるサステナブルな食生活~」というテーマで、講演をいただきました。
小松さんは1993年卒業後、花王化粧品販売株式会社(現:花王株式会社)に入社され、結婚・出産を機に料理の道へ転身し、2004年に料理教室「Bonheur(ボヌール)」を開業されました。コロナ禍に開設したYouTubeチャンネル「料理教室のBonちゃん」は登録者25万人超の人気サイトで、現在は「Bonちゃん先生」として、各種メディア掲載、TV出演、書籍出版など、食に関する幅広い情報発信を行っていらっしゃいます。
佐野ゼミ同窓会の講演会というと、結構堅めの話が多いのですが、今回は出席者を巻き込んだ食に関するクイズなども準備されていて、小松さんの快活なトークで、とてもアットホームな講演会となりました。
講演終了後に全体の記念撮影をして、いよいよ懇親会の開宴です。
懇親会は、佐野陽子先生によるご挨拶から始まりました。明るいオレンジ色の帽子とスカーフをコーディネートされた佐野先生は、昔と変わらずおしゃれでお元気であり、軽快な口調でのご挨拶に、参加者一同、学生時代を思い出したことと思います。続いて、佐野ゼミの中で一番若い期である25期阿部淳志さんによる挨拶と乾杯音頭があり、いよいよ懇親会が幕を開けました。
年齢や時代を超え、1期から25期までの同窓会メンバーが一堂に会するというのはすごいものです。同期同士はもちろんのことながら、先輩・後輩が分け隔てなく再会と健康を喜び合い、あちらこちらで談笑の輪が広がりました。佐野先生の席には、絶え間なく参加者が挨拶に訪れ、近況を報告、先生との写真撮影をしていました。
恒例の、卒業期毎での佐野先生との記念写真撮影も行なわれ、楽しい時間というのは、あっという間に過ぎて行ってしまいます。
懇親会の最後に、次年度の同窓会幹事を務める3期、8期、13期、18期、23期の指名確認と引き継ぎを行いました。
中締めは、やはりこれがあってこそ! 應援指導部OBの3期松田和明さんと8期平光宏さんの指揮の下、全員で肩を組んでの恒例の「若き血」と「慶應讃歌」を歌いました。
そして最後に1期田中滋副会長による、佐野ゼミ同窓会員は今後も家族同様の付き合いを続けて欲しいとの閉会のお言葉をいただき、懇親会は盛会の内に幕を閉じました。
人気の「まい泉カツサンド」のお土産は、昨年の同窓会から継承し、参加された皆様には大変喜んでいただきました。
後ろ髪を引かれながらも、来年の再会を約束して、散会となりました。
佐野先生をはじめ、運営に関してご指導・ご協力いただいた皆様、ならびに当日ご参加いただいた同窓会員の皆様に心から感謝申し上げます。 特に今年は、鈴木昌子さんを中心とした22期の若手(?)の方々に、受付準備や誘導などの当日の運営を積極的にやっていただきました。その活躍は大変素晴らしく、そして頼もしい限りでした。
また当日の受付・集金をしていただき、同窓会活動を裏方としていつも支えていただいている杉田さんにも感謝申し上げます。
こうやって、様々なことが脈々と引き継がれていくことこそが、佐野ゼミナール同窓会の、そして慶應義塾の本質なのだと感じました! 来年も、佐野先生のお元気なお姿とともに、OBOGの皆様と元気に再会できることを祈念して報告とさせていただきます。 どうもありがとうございました。 また来年、元気にお会いしましょう!
(2025年同窓会運営委員一同 文責:12期 大島清和)