本文へスキップ

佐野陽子ゼミナール同窓会は、慶応義塾大学商学部「佐野陽子研究会」所属の卒業生の交流の場として発足しました。

活動報告

2012年12月1日~3日 佐野ゼミ金沢旅行が行われました。



 コースを紹介します。
12/1: JAL便にて小松空港着→ 金沢市内→ 近江町市場(昼食)→ 金箔工芸店さくだ→ 21世紀美術館→ 加賀料理 石亭→ KKRホテル(泊)
12/2:日蓮宗 妙立寺(人呼んで忍者寺)→(おでん赤玉にて昼食)→ 兼六園→ 尾山神社→ 武家屋敷→ 安宅関→ 山中温泉 白鷺湯たわらや(泊)
12/3:永平寺→ (一休にて昼食)→ 一乗谷→ ANA便にて羽田着

空はどんより曇り、波高く濁っている荒海が、我々一行を迎えてくれました。
さっそくマイクロバスにて金沢市街へ。近江市場は金沢の台所だけあって大変な賑わいで、珍しい魚の他魚介類が豊富です。特に旬のズワイガニは今にも飛び出しそうで圧巻でした。市場内の寿司屋にてちらし寿司と地酒で早くも昼食での小宴会、これぞゼミ旅行ならではです。金箔工芸店で金箔の箸作りを体験した後、21世紀美術館で現在美術を鑑賞。SANAAの設計で大きな賞を受けた斬新な建築には大変魅力を感じましたが、展示中の作品を理解するには感性が乏しく意味不明。
そこで1句 ;初しぐれ現代美術わからぬまま

夜は加賀百万石の会席料理を、金沢のおもてなしと古都ならではの落ち着きとともに頂きました。
2日目は寒い1日でした。昼食のおでんは関東風でも関西風でもない薄味の美味しい味で、ここでもまた小宴会でした。金沢といえばやはり日本三大名園の一つ、兼六園です。ガイドの説明に世界遺産登録を目指していることにも納得。 
;雪吊を背にして写るゼミ旅行

安宅関は歌舞伎「勧進帳」であまりにも有名です。平泉へ落ち延びしようとした義経・弁慶師従はどんな思いで日本海の荒波を眺めたことでしょうか。 
;冬の浜砂足跡に二枚貝

開湯は800年前で、病を治すという名湯 山中温泉の白鷺の湯にゆっくり浸かった後は、大宴会の始まりです。この日のために2期の長沼他恵子さんがかけつけてくれ、佐野先生とはなんと卒業以来の対面とのこと、感動的な出会いでした。このような出会いがゼミ旅行の良さでしょう。
この席でようやくズワイガニに対面、冬の味覚を地酒とともに味わいました。
;ズワイガニ言葉失くしてせせる脚

3日目はうって変わって暖かい日でした。三方を山に囲まれた静寂で広大な境内に、多くの伽藍を配置する曹洞宗大本山 永平寺は、約200名の若い修行僧(雲水)が毎日修行しており、時折見かけた雲水には緊張感が漂っていました。昇り下りの多い建物なのに、長い急な階段を佐野先生が休むことなく昇られるのには、一同大変驚きました。 
;雲水の通ふ回廊日向ぼこ

心が洗われて門前そばと地酒でさらに身を清めた後、一乗谷の朝倉氏跡で往時を偲び、北陸一の名峰 白山に見送られつつ帰途につきました。
日常生活をすっかり忘れ、旅の楽しみを充分に味わった3日間でした。
また、次回の神戸・淡路島の旅で元気にお会いしましょう。新しい出会いがあるはずです。
最後に、いつもマイクロバスを安全運転してもらっている松田さんに感謝です。
【1期 田中寿人】

フォトアルバム


バナースペース

佐野陽子ゼミナール同窓会